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スマートシンキング:複雑な問題に対処するには

複雑な問題をシンプルで明確にするには、どのような考え方をすれば良いだろうか

5歳児のように考える

3つの事を心掛ける

  • 1.「自分はできる」という考えからスタートする: できないことについて話しがちだが、できるという前提に立つことで思考を改める
  • 2.遊びで想像力を働かせる : 遊びで意識を集中させて、想像力を働かせる
  • 3.もっと笑う : 笑うことでリラックスする

好奇心指数(CQ)を高める

好奇心指数(CQ)とは 好奇心指数(Curiosity Quotient, CQ)は、個人の好奇心や探究心の度合いを測る指標
IQやEQと同様に、個人の能力や特性を評価するために用いられる
好奇心は問題解決能力や学習能力を高め、新しいアイデアや発見を促すことが知られている
そのため、CQは個人の成長や成功にも関連する重要な要素となる

システムやプロセスに囚われず、開放的で創造的な思考を刺激する

好奇心指数(CQ)を高めるには - 1.「なぜ」と質問する : シンプルな質問を活発に行う能力は想像力に火をつけ、世界を違う角度から見る能力に繋がる - 2.恐れることなくどんどん質問する : ばかげた質問(まったく新しい、または未知の答えを求める質問)でも恐れずにすることで、会議室の全員の思考が始まり、より創造的になれる - 3.好奇心指数の成長を止めない : 毎日1つ辞書を引き、新しい言葉を探してその意味を理解し、次の日に会話の中でその言葉を使う(習慣化)

「でも」のような制限する言葉を使わない

マインドセットと言葉は関係する(言葉の使い方、問題に対する考え方を改める)

「でも」という言葉は、思考を狭めてしまうため、障害物を動かして、成功するための空間を探すイメージを持つ

「できる」ようにするには、どのようにすべきか? - 複雑な問題を避けたり、先延ばしにしない(問題をより複雑にする行為となる言葉の使い方、問題に対する考え方を改める) - 課題を小さなステップに分割する(シンプルに考える)


複雑な問題に対処するための3つのステップ

1. 集中力を活用する

自分がどのような環境で集中できるかを理解し、その環境を整える

例えば自分の場合は、以下のような環境 - 間接照明のみの薄暗い部屋 - 適切な室温 - 歌の入っていない静かな音楽 (チルアウト音楽等)

逆に集中できない要因は、以下のような要因 - タバコの臭い - 咀嚼音 - 誰かが説教されている等

マルチタスクはしないこと(できる人はほぼいない)
集中とはレーザーであり、全体を照らす光ではない

休息を取ることも大事(一度課題から離れて、一息ついてから課題に向き合うと解決することも良くある)

2. 自分に責任を持つ

他人のせいにしたり、外部の力によるものだと考えるべきではない

「自分に責任を持てるのは自分だけ」というマントラ(信念)を持つ

3. 自分を信じる力を利用する

直観(頭の中の小さな声)は、複雑な問題に対処するときの強力なサポートになる

直観は自らの経験や思考から発せられたものであり、直観的な最初の考えがシンプルで最善であることがよくある

直観を出発点にすると勢いがつく

散歩やシャワーを浴びたりしてリラックスしているとき等に、常にその直感をメモできるようにしておく

他者と協力して複雑な問題を解決する

協力的な文化を作る

  • 組織内の新しい人と知り合うための時間を作る : お互いを知らなかったり、誤解があったり等、的確なコミュニケーションがないと問題が複雑化する
  • 信頼と誠実さに基づいた関係を構築する : 心からの心配事や誤解、考え、意見を言える安全な場所を作る
  • 自分の強みと弱みへの理解 : 全員がお互いの強みと弱みを知って、それらを最大限に生かせるのが強い組織

自分の考えを伝える

「自分の発言から学ぶことは何もない。だから、学ぶためには、聞かなければならないのだ。」(ラリー・キング)

=> 自分の考えを相手に伝えたいときに、まず行うべきことは「聴く」ことである

効果的なコミュニケーションとは - 1.ほかの人の視点から問題を理解する - 2.自分が聞いたことを質問の形にする - 3.ほかの人の見解を、自分が聞いたことの文脈に変換する

大事なこと - 相手の感情を動かす、ストーリーテリング - 話すための綿密な準備

複雑な状況で恐怖を管理する

恐怖をコントロールする

可逆性の法則とは - 恐れていること、不安に思っていることは、最もやるべきことだとされている - 恐怖に傾倒すればするほど、それを克服することができる - 行動を積み重ねて、徐々に慣れていけば自信がつき、全く違う感覚になれる

恐れていることを避け、問題を先延ばしにするとますます困難になる

恐怖を克服するには - 少しでも恐怖にチャレンジできたらお祝いする - 恐怖の日記に勝利を記録する - 勝利の瞬間の笑顔を自撮りする

小さな成功体験を記録し、自信を喪失したときには勝利の瞬間を振り返る

内側からモチベーションと自信を高める

ドーパミン(報酬分子)
自信と明晰さを向上させる、気分を好転させる化学物質

ドーパミンを刺激するには - 質の良い睡眠 - 定期的で良質な運動