「思考力の地図」を読んだ感想
知的能力を構成する3要素
- 知識力
- 思考力
- 対人感性力
この3つが仕事における「心・技・体」
このうち、思考力はAIに置き換わりにくく、競争優位性の原泉となる
思考力を分解する
思考力をさらに分解すると、以下のような要素に分けられる - 知的好奇心 - 具体と抽象の往復 - 仮説思考力 - フレームワーク思考 - Why型思考力
「そもそも何が問題なのか」を考える、問題発見の力が求められている
疑う心
クリティカルシンキング(批判的思考)とも呼ばれる
何でもかんでも鵜呑みにしないってこと
- 論理は、前提がおかしければ崩れる
- 前提とは、自分が正しいと思っていること(常識)である
- つまり前提を疑うとは、「自分自身を疑う」ということになる
ポイント - 思考力の基本は「疑う」こと - そもそもの前提が違ったら結論も違う - 事実をありのままに見る(客観視) - 自分が間違っているのでは?と考えてみる
事実と解釈
「そもそもの問題」が適切か?
=> 解くべき問題が間違っていないか?を考える
解こうとしている問題は… - 表面的な問題だったのか? - 根本的な問題なのか? - 単なる手段なのか - より上位の目的があったのか?
「なぜ」を問うことによって、問題の本質に迫っていく必要がある
上位概念と下位概念
「下位と上位の概念を往復してつなげる」= 「考える」ということ
抽象化とは、共通するものをまとめて一般化すること